この記事で分かること
- 電子工作の部品をどこで買えばいいか(AliExpress、国内ショップ、Amazonの使い分け)
- 最初に買うべき工具と、そのあとに買い足していく工具の順番
- 部品ストックとして何を、どこで揃えておくといいか
もともと「部品調達編」「工具編」「消耗品・部品ストック編」の3本に分かれていた記事を、実際に買う順番に沿って1本にまとめ直したものです。
結論
先に結論だけ書いておきます。
- 部品を買うなら: 急ぎならAmazon、待てるならAliExpress(や印工務店内での通称「チャイナ便」)。品質重視の定番部品は秋月電子・千石電商、変わった部品はaitendo。
- 工具を買うなら: まず「ハンダごて」「ニッパー」「ブレッドボード+ジャンパー線」の3つ。次に「テスター」「サポートスタンド」「ワイヤーストリッパー」。「直流安定化電源」はある程度慣れてからでいいです。
- 消耗品・部品ストックは: 抵抗やLEDなどの手軽な部品はAmazonのセット品、ハンダのように仕上がりに直結するものは国内メーカー品、ユニバーサル基板やArduino互換品はまとめ買いが向いています。
全部を一気に揃える必要はありません。「これが欲しくなった」タイミングで1つずつ足していくくらいでちょうどいいです。
対象読者
- 電子工作を始めたいけど、何をどこで買えばいいかわからない人
- ハンダごてやテスターを何を基準に選べばいいか知りたい人
- AliExpressを使うのがちょっと怖い人
- 工具を一気に買って失敗したくない人
どうも、や印工務店です。
電子工作をはじめた頃、最初につまずいたのが「部品や工具をどこで、何から買えばいいか」でした。ホームセンターにはそもそも売っていないし、Amazonで検索すると聞いたことのないセット品ばかり出てくる。秋月とか千石とか名前は聞くけど、どう使い分ければいいのかもよくわからない。工具も、ハンダごてはどれがいいのか、テスターは本当に必要なのか、ブレッドボードって何なのか、選択肢が多すぎて結局よくわからないまま時間だけが過ぎていきました。
今は一通り揃って使い分けもできるようになったので、ここに整理しておきます。
作業手順:3ステップで揃える
電子工作を始めるときの買い物は、だいたい次の3ステップに分けられます。
STEP1. 部品はどこで買う?
AliExpress(チャイナ便)の話
一番最初に使い始めたのがAliExpressです。や印工務店的な通称は「チャイナ便」。
2018年頃は、ほぼジャンクを買うつもりの覚悟が必要でした。壊れていて当たり前くらいのマインドでいないといけないレベルで、届くだけでも「おっ、来たのか」というくらいの感覚でした。梱包はボコボコ、1ヶ月待ちも普通で、頼んだこと自体を忘れた頃に玄関に現れたのが昔のチャイナ便です。
税関を通過できずに届かないこともありましたし、頼んだ電子部品とは全然関係ない車のシフトレバーが届いたこともあります(笑)。この頃に、毅然とした態度で返金申請をするという経験を積みました。
(ちなみに元記事を書いた2026年4月の時点では、20個頼んだものが10個しか届かず、返金申請中でした。トラブル自体は今もゼロではありません。)
それでも、そのころに比べれば今は全然違います。だいたい2週間以内に届くし、品物もだいたいちゃんと来ます。AmazonにもSODIALのようなチャイナ便寄りのアカウントがありますが、値段はAliExpressのほうが安い印象です。ただ最近は、マクロキーボードや液晶、Raspberry Pi関連だとAmazonとの差は数百円程度のイメージです。
使い分けの基準はシンプルです。
結論: 急ぎならAmazon。待てるならAliExpress(チャイナ便)。
チャイナ便の使い始めは恐る恐るでも、届くのを待ちながら構想を練ったり、レビューと販売実績を見て判断するスキルが鍛えられたりと、それはそれで電子工作に必要な「なんとかする力」の一部だったと思っています。
チャイナ便はAliExpress Japanから。
秋月電子・千石電商の話
国内の定番どころです。
秋月電子通商は品質と種類のバランスがよく、ほぼ揃うと思います。マイコン、センサー、電源まわりはだいたいここで揃います。通販の梱包も丁寧で、届いたときの安心感はさすが国内クオリティです。
千石電商は秋葉原の老舗です。ディスクリート部品(抵抗やコンデンサ、トランジスタのような、単機能の部品ひとつひとつのこと)からArduino関連まで幅広く、Webショップも充実しています。急いで作りたいとき、品質にシビアな部分はここで買ったりします。
aitendoの話
変態パーツの聖地です(褒め言葉)。2年ほど前に実店舗に行きました。駅からそこそこ歩く距離で、夏だったのでなかなかしんどかった思い出があります。着いたら見慣れない部品や見たことないものがずらっと並んでいて、エフェクター用のノブとか必要な部品とか、あとどう考えても今すぐ使わないものも買いました(これが沼です)。
近くに地元の方が集う食堂のようなところがあって、そこでコーヒーを飲んで休憩しました。下町の雰囲気があって、地元の人たちの話が面白かった。部品屋に来たはずなのに妙にいい時間でした。
残念ながら実店舗は閉店しました。通販は続いているので、aitendoでしか見かけない変わった部品は引き続きそちらで探せます。
まとめると
- 急いでいる - Amazon
- とにかく安く大量に - AliExpress(チャイナ便)
- 品質重視・定番部品 - 秋月電子・千石電商
- 変わった部品・宝探し - aitendo(通販)
STEP2. 工具は何から揃える?
追記(2026-07-28): この工程で紹介している工具を、チェックリスト形式でまとめたツールを作りました。買い揃える順番に迷ったらこちらもどうぞ。 - 装備ナビ — Maker's Starter Kit

まず絶対いる3つ
ハンダごて
これがないと始まりません。温度調整できるものを最初から買っておくのが正解です。「とりあえず安いやつ」で始めると、すぐ「やっぱり温調が欲しい」となります。経験済みです。
HAKKO FX600Aの、基板が透けて見えるクリアタイプがかっこよくておすすめです。ギャル電さんが使っているのを見かけて、これに即決しました。こて台も最初からまとめて揃えると楽です。
【Amazon.co.jp限定】 白光(HAKKO) ダイヤル式温度制御はんだこて 基盤が見える クリアタイプ FX600A
白光(HAKKO) ペンシル こて台 FX-600/FX-601/PRESTO/DASH用 FH300-81
ハンダ付けをするときの注意: こて先は数百度になります。作業中と作業直後は、こて先や溶けたハンダに触れないよう気をつけてください。使わないときは必ずこて台に戻す癖をつけておくと、まわりの物を焦がす事故も減ります。作業台から紙・布・溶剤などの燃えやすい物を離し、フラックスの容器は使用後すぐに蓋をして、こてや熱源から離してください。ハンダやフラックスからはヤニの煙が出るので、煙を直接吸い込まない位置で作業し、窓・換気扇・吸煙器などで排気します。鉛入りのハンダを使うことも多いので、作業中の飲食は避けて、終わったら手を洗う習慣をつけておくと安心です。
ニッパー
リード線を切る、部品の足を切る、とにかく使います。ENGINEERシリーズが切れ味よくて使いやすいです。安いものとの差がわかりやすい工具なので、ここはケチらないほうがいいです。
ENGINEER エンジニア マイクロニッパー ESD120mm NS-04【静電気対策】【強力】【精密】
ブレッドボード+ジャンパー線
ハンダ付けせずに回路を仮組みできる板です。穴に部品を刺してジャンパー線でつなぐだけで、「動くかどうか試す」のに使います。
最初は「ブレッドボード+ジャンパー線セット」でいいです。元記事を書いた2026年4月の時点では、Amazonに1,500円から2,000円くらいのセット品がいくつかありました(価格は変動するので目安として見てください)。これを1個持っておくと最初のうちはほぼ事足ります。気になったものを選べば大丈夫です。
1個 830 ブレッドボード+1個 400 ブレッドボード+140 pcs ジャンパー線 +65pcs ジャンパー線+1個 ピンセット

あると作業が変わる工具
サポートスタンド
ハンダ付けするとき、片手でハンダごて、もう片手でハンダ線を持つと、基板を押さえる手がありません。そこで登場するのがサポートスタンドです。クリップで基板や部品を挟んで固定してくれる、いわば第三の手。慣れてくると必要になります。
自分は新富士バーナーのRZ-300を使っています。プラスチックのネジが標準でついていますが、取り回しにくいので、ステンレスの蝶ボルトに交換すると使い勝手がだいぶよくなります。改造は下のページがとても参考になりました。長年使っていますが、ほぼ壊れませんし、壊れてもカスタムして使い倒せます。
新富士バーナー サポートスタンド RZ-300 の問題点とその改造
テスター(マルチメーター)
電圧を測る、導通確認をする。「つながっているかどうか」を確かめるための道具です。
回路が動かないとき、経験上よくある原因は「どこかつながっていない」か「電圧がおかしい」のどちらかです。テスターがあると原因の切り分けが一気にラクになります。
AstroAIの4000カウントモデルを使っています。オートレンジ(測る範囲を自動で切り替えてくれる機能)で電圧・電流・抵抗・温度まで測れて、いろいろ使えて便利です。プローブ(測定するときに当てる、テスター先端の棒状のリード)は別途、細い極細ニードルタイプを買うとさらに使い勝手が上がります(狭い箇所に刺しやすい)。
電流測定は、電圧測定とは接続方法と使用端子が異なります。電流レンジのまま電源の両端へプローブを当てると短絡するため、必ずテスター本体の説明書に従ってください。また、測定できる電流の上限はテスター本体の設計(内部のヒューズやレンジ)で決まります。プローブ側の「20A対応」という表記は、テスター本体の測定上限を引き上げるものではありません。
AstroAI テスター 4000カウント デジタル マルチメーター
TOSNEO テスターリード 20A対応 金メッキ極細ニードルタイプ
テスターの具体的な使い方(レンジの切り替え方、プローブの当て方、導通モードの操作手順)は、この記事では扱っていません。実際にテスターを使ってトラブルを切り分けていく流れは、記事末尾の「次に読む記事」で挙げている空調服のUSB昇圧ケーブルの記事が参考になります。
ワイヤーストリッパー
電線の被覆を剥がす工具です。最初はハサミや手で剥いていましたが、中の銅線まで傷つけやすくて地味にストレスでした。ENGINEERのPAW-01は電線径の自動調節機能付きで、シリコン線のAWG28(電線の太さの規格。数字が大きいほど細い)くらいの細いものもサクッと剥けます。
ENGINEER エンジニア マルチワイヤーストリッパー 電気工事士試験対応 電線径自動調節機能付 PAW-01

これはある程度やってから
直流安定化電源
電圧と電流を自分で設定できる電源装置です。USB電源や乾電池の代わりに使う、少し本格的な道具です。
便利なのは確かですが、最初からいる道具ではありません。ラズパイやArduinoで遊び始めて、「もうちょっと電源を安定させたい」「電流制限が欲しい」と思ってから買えばいいです。
最初は、接続先が指定する電圧・極性・必要電流に合うUSB電源や電池電源で対応できます。単3形電池2本を直列につないだだけでは約3Vです。100円ショップの「単3形電池2本用のUSBモバイルバッテリー」のように昇圧回路入りのものを使う場合も、製品表示で5V出力であることを確認してください。
SPS-3010Mは最大30V/10A対応とされるモデルで、USB Type-A・Type-Cの急速充電も付いてコンパクトです。このあたりは、よくレビューを読んでから買うのがおすすめです。
使うときは、出力をOFFにした状態で極性を確認し、まず電圧を接続先の指定値に合わせます。電流設定は「流し込む値」ではなく、上限となる電流制限です。回路と配線が許容できる範囲で低めから設定し、表示を確認してから出力をONにしてください。
Jesverty 直流安定化電源新型SPS-3010M(30V/10A)
買う順番のまとめ
- 必須: ハンダごて+こて台、ニッパー、ブレッドボード+ジャンパー線セット
- 早めに: テスター+プローブ、サポートスタンド、ワイヤーストリッパー
- 慣れてきたら: 直流安定化電源
全部一気に揃えなくていいです。必須の3つから始めて、「やっぱりあれが欲しい」「もうちょっと便利にしたい」と感じた順に足していく感じがいいと思います。気づいた頃には部屋が電子工作の工具や設備、ストックで埋まっているはずです(笑)。
STEP3. 消耗品と部品ストックは?
工具が揃ったら、次は部品ストックの話です。電子工作をしていると、「抵抗が足りない」「別の色のLEDが欲しい」「ハンダがもうない」といった場面がたびたび来ます。その都度Amazonで注文していると時間が溶けていきますし、そういう時ほどだいたいすぐ作業したいタイミングです。
そうならないよう、少しずつ部品ストックを増やしていった結果、部屋にそこそこのスペースを部品が占領しています。あって困ることはないので、これから始める方も少しずつ揃えていくのがいいと思います。
Amazonで揃えておくもの
「すぐ欲しい」「何か作って試したい」「精度はだいたいでいい」という最初の1手にはちょうどいいです。抵抗・コンデンサ・LED・熱収縮チューブあたりは、チャイナ便を使わなくても最近はAmazonで手頃なセットが揃うようになりました。到着も早く、まとめて注文できて、返品・返金対応もチャイナ便より格段に楽です。
抵抗セット: LEDを光らせるとき、電流を制限するために使います。抵抗を使わずにLEDを電源へ直結すると、過電流で破損するおそれがあるので、抵抗などで電流を制限してください。LEDには極性があり、新品の砲弾型では一般に足の長いほうがプラス側です(足を切ったあとは当てになりません)。光らないときは通電を続けず、いったん電源を切って極性と配線を確認してください。逆向きは「光らないだけ」とは限らず、逆電圧が定格を超えるとLEDを傷めることがあります。逆電圧の定格は品種ごとに異なるため、使用するLEDのデータシートを確認してください。
GOODCHIの600個セット(10Ω〜1MΩ・30種類・各20個・収納ケース付き)が、元記事を書いた2026年4月の時点で615円ほどでした(価格は変動するので目安として見てください)。収納ケース付きで種類ごとにまとまっているので、「あの抵抗どこ行った」がなくなります。
GOODCHI 金属皮膜抵抗器 抵抗セット 電子工作用 10Ω-1MΩ 600個セット
電解コンデンサ: 電源の平滑化や低周波のノイズ除去に使います。最初は何のために使うのかよくわからなかったのですが、回路図を読むようになると「あ、ここにいる」とわかってきます。電解コンデンサには極性と定格電圧があります。取り付け前に本体の極性表示を確認し、逆向きに接続したり、定格電圧を超えて使ったりしないでください。YFFSFDCの200個セット(0.1μF〜1000μF・15種類)が容量の幅も広く手頃です。
セラミックコンデンサ: 高周波のノイズ除去やパスコン(ICの電源ピンのそばに置くもの)として使います。0.1μF(104)を大量に使うので、多めにストックしておくと安心です。オーディオファンの300個セット(2pF〜100nF・30種類・各10個)は種類が揃っています。
オーディオファン セラミックコンデンサ 2pF 〜 100nF
LED(各色): 赤・緑・青・黄・白あたりを100本単位で買っておきます。動作確認のときにとにかく使うので、単品でちまちま買っていると追いつきません。
熱収縮チューブ: 配線の接続部分を絶縁するものです。ハンダ付けした箇所に被せて熱を加えると縮みます。本来はヒートガン(熱風を出す工具)を使うのが安全で仕上がりもきれいです。ドライヤーの温風は、製品が指定する収縮温度を満たせる場合にかぎって代用できます(届かない場合は縮みきらず、絶縁が不十分なまま仕上がります)。ハンダごてのこて先を直接当てるのは、チューブが焦げたり火傷につながったりするので避けてください。きちんと縮めば見た目もきれいになり、ショートのリスクも下がります。
熱収縮チューブ 絶縁チューブ Φ1mm〜14mm(350ピースセット・収納ケース付き)

消耗品は国内・国産で
品質が直接作業に影響するものは、国内メーカーで買うほうが結果的に楽です。AliExpressのハンダは溶け方が微妙でつけにくかった経験があるので、ここはケチらないほうがいいです。
ハンダ: gootのSD-48(鉛フリー)を使っています。鉛フリーはんだは鉛を含まないタイプのはんだです。SD-48は販売終了品のため、この記事では購入リンクを掲載せず、goot公式の販売終了品一覧を製品情報として参照します。
ちょっとした小ネタですが、以前ダイソーで売っていたハンダのケースに自分で巻き直して入れると、取り回しがすごくよくなります。最近のダイソーのやつ、小さくなりましたよね。
ハンダ吸い取り線: ハンダ付けを失敗したときに、溶けたハンダを吸い取るものです。gootのCP-3015(3.0mm幅・1.5m巻き・日本製)を使っています。幅もちょうどよく一度にしっかり吸い取れます。AliExpressのものはイマイチでした。
太洋電機産業(goot) はんだ吸取線 幅3.0mm 長1.5m CP-3015 日本製
フラックス: ハンダ付けする前に塗るものです。
ホーザン(HOZAN) フラックス H-722AZ 鉛フリー対応製品

まとめ買いに向いているもの
ユニバーサル基板: ブレッドボードで試した回路を、ハンダ付けで固定するための基板です。穴が格子状に開いていて自由にレイアウトできます。相当昔にチャイナ便でまとめ買いしたものが、いまだに余っています。消耗の遅い部品なので、最初からまとめて持っておくとしばらく買い足し不要です。AliExpressで探すと安くていろいろなサイズが揃います。
LIKENNY 小型 ユニバーサル基板 PCB 両面スズメッキ(20個セット)
Arduino互換品: 最初に遊ぶにはこのあたりが向いています。今はRaspberry Piが主流かもしれませんが、Raspberry Pi Pico 2互換品も合わせて置いておきます。互換品は癖のあるものばかりなので、しっかり調べてから使うことをおすすめします。
16MB Type-C USB-C RP2350-Plus マイコン ボード for ラズパイ ピコ

買い分けのまとめ
- Amazonで揃えておくもの: 抵抗セット、電解コンデンサセット、セラミックコンデンサセット、LED各色、熱収縮チューブ
- 国内・国産で揃えておくもの: ハンダ、ハンダ吸い取り線、フラックス
- まとめ買いに向いているもの: ユニバーサル基板、Arduino互換品
最初から全部揃える必要はないです。「これは必要かな」と思ったタイミングで1カテゴリずつ追加していく感じで十分だと思います。そして、気づいたら部屋が圧迫されていきます(実験室のようなガレージが欲しいです)。
確認方法:買う前にここだけ確認
- 必須の3点(ハンダごて+こて台、ニッパー、ブレッドボード+ジャンパー線セット)は揃っているか
- チャイナ便を使うか判断する材料(急ぎかどうか、2週間以上待てるか)は決まっているか
- 抵抗を使わずにLEDを直結しようとしていないか(電源を入れる前に必ず確認)
- LEDが光らないときは、電源を切って極性・抵抗値・配線を確認したか
- Arduino互換品やRaspberry Pi Pico系の互換ボードを使う場合、購入前に個体差やクセの情報を調べたか
- ハンダ付けの前に、換気とこて台の準備はできているか
失敗例:買い方でつまずいた話
- チャイナ便の黎明期(2018年頃)は、税関で止まって届かない、頼んだ部品と関係ない車のシフトレバーが届く、といったトラブルがありました。元記事を書いた2026年4月の時点でも「20個頼んで10個しか届かず返金申請中」ということが起きていました。チャイナ便を使う以上、この手のトラブルはゼロにはならない前提で構えておくのが実感です。
- 「とりあえず安いやつでいいか」とハンダごてを買って、すぐに「やっぱり温調が欲しい」となりました。最初から温度調整できるものをすすめているのは、この後悔からです。
- 抵抗を使わずにLEDを直接つないで焼く、というのは電子工作でよくある失敗です。抵抗セットを早めにストックしておくのは、これを避けるためでもあります。
注意点
- AliExpressは配送に2週間〜1ヶ月ほどかかることがあり、税関で止まる可能性もあります。急ぎのときはAmazonを使うほうが確実です。
- Arduino互換品やマイコンボードの互換品は「癖のあるものばかり」なので、購入前にレビューや情報をよく確認してから使うことをおすすめします。
- この記事内の商品購入リンクはAmazonを使用しています。販売終了品のgoot SD-48だけは、製品確認用としてgoot公式の販売終了品一覧へリンクしています。AliExpressで買う場合は、本文の説明を参考に同等品を探してください。
まとめ
買う順番に迷ったら、記事のいちばん上にある「結論」に戻ってきてください。全部を一気に揃える必要はなくて、「これが欲しくなった」と思ったタイミングで1つずつ足していけば十分です。
この記事が誰かのお役に立てば幸いです。
それでは。
や印工務店
次に読む記事
- 装備ナビ — Maker's Starter Kit(本記事の工具リストをチェックリスト化したツール)
- 【Raspberry Pi 3B】初心者がやるセットアップ編(note: https://note.com/yzrswork/n/n5d56b24c6276)— 揃えた工具・部品で最初に動かしてみる定番ボード
- 空調服のUSB昇圧ケーブルを自分で補修したら、9Vだけ動かない話【実測レポート】(note: https://note.com/yzrswork/n/nb8a6f101033a)— ここで紹介したテスターを実際に使ったトラブル解決の実例
- ダイソーの300円スピーカーをサウンドテスト用スピーカーに改造。(note: https://note.com/yzrswork/n/nf38b2605f1f8)— ハンダごてとニッパーを使った最初の改造の題材として